2009年09月28日

チベット人の食事@ 「チベット本土」

以前の記事で
チベットのことを書きました
が、
私はチベット本土へ12年前
行ったことがあります。

チベットのことを
19歳からずっと
専門的に研究していて
24歳の時にチベット難民のいる
インドへ留学しました。

インドにいるチベット人と
チベット本土のチベット人では
やはり生活も違うのですが、
今回はチベット本土のチベット人の
食生活について書こうと思います。

チベットは標高が高くて、
平均して3500メートル、
世界一高い山・チョモランマが
ある辺りなどは
5000メートルにものぼります。

それ故、高地に行く程
酸素量も減り
植物が非常に少なくなってきます

だからチベット人には遊牧民が多いです。
年間を通して出来る農作物が
非常に少ないので
変動する草地を転々と
求めて歩く遊牧民です。

沢山の家畜(主にヤギや羊)を連れて
家族単位で遊牧民になるので
主な食事は乳製品や肉になります。

ヤギの乳を使ったミルクティーは
一日中体を温める為に頻繁に飲みます。
チベットでは砂糖が摂れず、
大変稀少品です。
その代わり、
昔、ヒマラヤ辺りは海底だった名残で
岩塩が摂れます。
ですので、ミルクティーには塩を入れるのが
当たり前です。

これが、凄く塩辛い!
海水を温めて飲んでいるのかと思う位です。

そして、食べ物ですが
都心部でも、かろうじてあるのは
保存の利くジャガイモやキャベツ位です。
チベット人の食事と言うのは
野菜がとにかくありません!


主食は大麦です。
大麦の粉をそのまま茶碗に入れて
先程のミルクティーを注いで
こねて、そのまま食べると言うのが
チベット人の普通の食事です。

ちょっと手の込んだ調理になると
大麦の粉をこねて
羊の肉を入れた肉まんにしたり
何も入れない、ガワだけの
饅頭のようなものにして
キャベツやジャガイモが入ったスープ(塩味)と
食べたり
うどんのような長い麺にしたり
お汁粉に入っているみたいな
短い団子にして
細かく切った羊肉や野菜と煮込んで
汁物にしたり、
と言う感じです。

私はチベット民族は好きですが
チベットの食事は
初めから、そして今も嫌いです。

チベットへ行った時は
全然ヴェジタリアンでも何でもなかったのですが
本当に体調を壊してしまいました。

高山地帯なので
朝晩の気温の差が激しく、
それだけでもきつかったですが、
更に高山病に
かからないようにも
気を付けなければならないし、
少しでも酸素が足りなくなると
風邪のような症状が
体を襲ってきます。

それに、
野菜が食べたくて食べたくて
歯茎が痒くなるような感触が
ずっと続いたのと、
度重なる肉食で
胸焼けがして、
ずっと胃薬を飲んでいたのだけは
覚えています。
(後半は覚えていない)

チベットではとにかく
野菜がないので
生野菜を食べると言う概念が
ありません


その代わり、
肉を乾燥させて食べる方法は
あります。

羊やヤクと呼ばれる
高山にしか生息しない動物(牛のような)を
解体して、
夏の間に干し肉にして
年間を通して食べれる保存食にします。

フルーツと言えば、
夏に採れる
ハミウリと呼ばれる
シルクロード原産の瓜があります。

それを夏は皆好んで食べますが
稀少なので高価で
沢山は食べれません。
私も折角なので食べましたが、
日本のマクワ瓜のような
さっぱりとした甘さのあるフルーツでした。

あと、葡萄が採れるので
それを乾燥させて
レーズンにします。
それを年間を通して
おやつに食べます。

このような食事な上、
厳しい自然環境の為、
人々は早く老けます。

日本では50代に見えるような人が
実は30代だったりします。


水が余りないので
入浴回数は年に3回程度だと聞きました。

しかも、
夏の暖かい時期に
昼間に川で、と言った感じなので
垢がたまり赤黒い肌色で、
皺が深く顔に刻まれています。

長生きする人は少なく、
大抵は50〜60代で亡くなります。

早ければ生まれて間もなく、とか
幼児や思春期の内に亡くなる人も
多いです。

死因は
箇所こそ様々ですが、
血管の詰まりが
一番多い
ようです。

チベットでは
チベット医学と言って
インドのアーユルヴェーダから
派生したと言われる自然医学
があって
ヒマラヤの珍しい薬草
(中国の漢方でもヒマラヤ産は大変高価で取引されます)
などを処方し、
訓練も経験も高度に積まれた医師が
いるにも関わらず、
病人を完治出来ないのは
受け継がれた食事のせい
かも知れません。

しかし、環境が環境なので
止むを得ません。
殺生を好まない仏教徒が90%を占めても
肉しかなくては
殺生をして生きていかなければなりません


一頭を大事に大事に食べ
殺生をしてしか生きられない
人生を懺悔して、
自然の恵みに感謝して、
自然と共存していくことを
彼らは環境から学んでいるのです


ちなみに、
最近健康法として
注目されている
“チベット体操”ですが
これは敬虔な仏教徒であるチベット人が
仏前で拝む礼拝方法です。

自分も自然の一部である、
仏の前では床に全身をひれ伏してでも
礼拝するべきである、
と言う彼らの思想が表れた
礼拝方法
と言えます。

この礼拝方法を
彼らは1日の内、
朝起床後すぐ3回はします。
どんなに腰が曲がった老人でもします。

敬虔な者は、
お寺へ行って何回も繰り返し
仏に礼拝しますし、
巡礼と言って、
聖地カイラス山を尺取虫のように
礼拝をしながら何ヶ月もかかって
廻る者もいます。

これは仏教徒である彼らにとっては
仏に祈る際の当たり前の礼拝方法なのですが
体に良い運動だ、とも
彼らは解釈しているので
進んでしている人が多いようです。

年間を通して寒く、
入浴も出来ない彼らにとっては
この礼拝方法は
血行を良くする運動のひとつに
なっているのでしょう


又、日光浴も彼らは好んでしています
勿論、日焼け止めなどはなく、
日焼けが肌に悪いとか
黒い肌が卑しいなどと言う観念は
ないので、
ストーブに当たるように
体を温める為に
日光に当たっている、と言った感覚です。

空気も良くて、
水もピュアで、
超オーガニックな肉類を摂取して
運動もし、
日光浴もし、
睡眠も充分にとっているような
彼らチベット人でも
健康に関して思わしい効果が
得られないのは
ただただ、毎日口にするものが
余りに動物性と乳製品に
頼り過ぎている
からであることが伺えます。

彼らに比べ
野菜やフルーツが豊富にあり
生でも食べれる選択肢がある私達は
自分の欲や甘え故に
多くの命を殺生して成り立つ食べ方や
不健康な食べ方をしてしまっていることを
もう少し省みなければ
いけないのかも知れません。

何より、
彼らから一番学ぶべきことは
「人間も自然の一部である」
と言う謙虚な思想
だと思えます。

自然が在って、
その中に自分は生かされているのだと言う
自然に対しての畏怖の念を
フルーツや野菜を豊富に
食べられる私達こそ
必要なのかも知れません



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2009年08月22日

ヴェトナム人の食事A 「ヴェトナム人の細さから学ぶこと」

ヴェトナム人はとっても細いです!

日本のMサイズは
ヴェトナムではLサイズ位に
認識されている程です。

ヴェトナム人が細いのは
細いことは美徳だとされていることと
健康に関する意識が高いこと
理由にあります。

ヴェトナムの一般的な食事は
前回の記事に書きましたが、
あれじゃあ太れるはずがないのです!

だから、
細いことが美徳だとしても
女の子達は
ダイエットをしていませんでした。

あの体のラインを露わに出す
アオザイを着る彼女達が
ただ気を付けていることと言ったら、

・小麦粉の食品は食べない
・間食をしない
・日常的に良く歩く(もしくは走る)

だけ
だと話してくれました。

有名なフランスパンのサンドウィッチ、
バイン・ミーだって
地元じゃ誰も食べていません。
観光客向けなのでしょうか。

乳製品である
シントーだって
同じです。

自炊していれば早々太れる訳がない、
と言うのがヴェトナム人の考え
でした。

確かに
私もヴェトナムへ行って
10日で7キロはすぐに落ちましたし
ヴェトナムに住んでいる日本人は
大抵同じことを言っていました。
ヴェトナムにいればすぐ痩せる」と。

これはヴェトナム人の一般的な
家庭料理を食べていたり
自炊している日本人達だけ
見られたことでした。

日本からレトルトやお菓子を
持ってきている人達や
毎日外国人向けのレストランで
食事をしている日本人は
ヴェトナムにいても痩せることは
ないようでした。

更に面白いことに、
ヴェトナムで住んでいる日本人が
たまに休暇をとって
日本へ1週間程、一時帰国したならば
5キロは簡単に太ってしまう、と
話題になっていました。

ヴェトナムの一般的な食事に慣れると
あんなに恋しい日本食は
案外砂糖が使われていることや、
西洋料理がかなり普及していること
野菜が少な過ぎること
1食分がかなりのボリュームであること
改めて気付くらしいです。

ナチュハイでは
食事だけでなく、
睡眠や日光、運動やストレスマネージメントなど
健康に欠かせない要素が挙げられていますが、
細いことが美徳とされるヴェトナム人からは
細さをキープする秘訣は
決して食事だけでない
ことを
学べると思います。

ナチュハイやローをダイエット目的で
やっていてもなかなか痩せない・・・と言う方には
食事内容だけでなく、
運動や睡眠、ストレスマネージメントも
見直してみると効果があるかも知れませんね。


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2009年08月16日

ヴェトナム人の食事@ 「ヴェトナム料理はヘルシー?」

前回のドラゴンフルーツの記事で
ヴェトナムに関して
書きましたが、
そう言えば
ヴェトナムに赴任していて、
驚いたことがありました。


それは、ヴェトナム人が

凄く健康に関してうるさかったこと



男も女も細かったこと

です。

ヴェトナム料理ってヘルシー!ってイメージ、
ありますよね。

私の勤務先も、
住んでいた場所も、
ヴェトナム人ばかりだったので
自然にヴェトナム人の日常と言うものを
観察出来る良い機会になりました。

朝は皆大体5時起きです。
乾布摩擦をした後、
近くの湖まで走って行って
エクササイズを1時間半程する人も
多くいるとわかりました。

朝ご飯はなし。
もしくは軽くお粥だけ。
パンや牛乳は普及していないので
誰も食べないとのこと。

昼食は1時間半〜2時間程
お昼休憩をもらえるので
皆帰って家族と自炊したものを食べ、
昼寝をして再出勤。

夕食はお昼同様、
自炊したものを家族で食べ、
夜の公園に散歩に行って、
21時から22時には就寝。

私も何度かヴェトナム人の
お家にお世話になったので
手伝いながら
調理方法や食事内容を観察しましたが、
ビックリする程
素食&少食でした。

沢山の野菜(大体セロリ)と塩を鍋に入れ、
蓋をして
野菜から出た水分をベースにし、
野菜たっぷりスープに変身させた
超ヘルシーな汁物が1品。

そして葉っぱ物野菜をお浸しにして
ヌックマムを付けダレにする1品、
もしくは油とにんにくで炒めた野菜の1品。
それが2品目。

それから
キュウリや香菜やペパーミント、青しそなど
ハーブ系のニオイのキツイ野菜が
山盛りの生野菜サラダとして
添えられ3品目。

そしてお米(白米、でもジャスミン米)、
日本の湯呑み茶碗位の大きさに
1杯〜2杯。
これを1品目のスープに浸して
食べるのが一般的な家庭のメニューだと
言っていました。

1汁3菜、な上、超少食!

動物性たんぱく質は日常的には
摂っていませんでしたね。

私の赴任先がハノイだったので
海から遠く、
魚介類なども高くて冷凍物しかないので
食べる人は少なかったです。

若者は肉が好きで、
犬の肉や猫の肉を食べに連れて行かれたことも
ありました(泣)が、
日常的には食べていないそうです。

興味が湧いた私は
沢山質問しました。

「どうして肉を食べないの?」
「そんなものはお祝いでしか食べないよ!」

「どうしてお米がこんなに少ないの?」
「お米は太るから。汁を入れて膨らませれば少しでも満腹になる」

「どうして小麦粉がスーパーに売っていないの?」
「小麦粉は重いし、太るからヴェトナム人は嫌いで誰も買わないよ」

「どうして電子レンジがないの?」
「電磁波は子供が奇形になる恐れがあるの。男も女も絶対使わないのよ、子供が多い方が幸せだと思っているヴェトナムでは
一番の大敵だから、誰もそんなもの買わない」

「どうして外食しないの?たまには外食するでしょ?」
「絶対しない!だって体に悪いもん。何が入ってるかわからないし」

有名なヴェトナムコーヒーも
カフェインが多くて眠れないと
口にしている人はいませんでした。

面白くなった私は買い物にまで
着いて行くことにしました。

様々な野菜市場をはしごして
新しくて安い野菜を吟味して
選んでいました。

でも、すっごく野菜のサイズが小さいんです!
玉葱やトマトは卓球の球位。
ニラだって、薄い黄緑色で田植えに使われる
稲位背が低い。
ホウレン草や空芯菜などの青菜も小さい。
しかもそんなに安くないんです。

私が思うに、
ヴェトナムって沼地なので
お米を栽培するには向いている土壌ですが
野菜の栽培には向いていない土壌なんじゃないかと。
だから作るのが大変で高くもなるし、
栄養価だって低いと思います。


私を可愛がってくれた
アパートの大家さんが
サウジアラビアに
仕事で2年間行くと決まってから、
「出身地である田舎の村の実家に
墓参りもしたいし、
家族にも挨拶がしたいから行くんだけど
一緒に来る?」
と誘ってくれたので、
着いて行った時、
親戚中が集まっていました。
ご馳走を作って待ってくれていました。

「肉はお祝いの席だけ」
と言う言葉通り、
村のあちこちを歩いている野良鶏を捕まえてきて、
絞めて(客人の前で絞めてくれるので私も見ました。泣きました)
丸々一羽を茹でたものが
メインディッシュでした。
あとはもち米、野菜のおかずが何品かと、
野菜のスープ、
畑で採れたハーブの生野菜サラダが
並んでいました。

畑、と呼ぶので見に行ったら
雑草ボーボーで全然手入れされていません。

「あれ?農作物を作っているんじゃないの?」
と聞くと
「いや、毎年勝手に生えてくる草やフルーツがいっぱいあるんだ。
食べれるものが生えている所は畑と呼ぶんだよ」
と言っていました。
適当に雑草を摘んでいたので、
びっくりしていたのですが
ちゃんと香菜やハーブなんです。
それにもっと驚きました。

又ランダムに生えてあると思っていた木からは
ちゃんとマンゴーやパパイヤが
たわわになっていました。

みんなでお酒を交わし、
大いに食べ、笑って、お開きの後
男は自宅用のカラオケで大熱唱。
女は揃って片付けです。

村なので雨水をタンクに溜めてあって
それで食器を洗いました。
ちょっと濁っていたけど
大家さんの妹さん曰く
「この後お皿を全て天日干しにしたら大丈夫」。

う〜ん、全てがナチュラル!
自然と共に生きる知恵!
いや、自然そのものかも?

片付けの終わった女共は
ライチをおやつに食べていました。
勧められたけど、
フルーツがあんまり好きではない私は
断ったのですが
「フルーツは体に良いのよ!」
と強引に勧められ、
1〜2個食べました。

ヴェトナムでは何処へ行っても
「フルーツは体に良いから!」
と勧められますし、
必ず出てくるし、
皆積極的に食べていました。

また野菜も調理されたものとは言え、
おかずの9割を占めています。

おかずの量もお祝いの席以外は
日本で言う1人前の量は
ヴェトナムでは3〜4人分です。
かなり少食です。

そして、
お米の摂取量が少なかったこと、
小麦粉やパンやクッキーなどを食べないこと、
(パティスリーは非常に少なく、
行っても外国人ばかりが客だった)
甘いものが嫌いで砂糖を食べないこと、
乳製品は日常的に摂らないこと、
野菜中心のおかずで腹6分目を普通としていること、
外食はせずに自炊していることから、
この国の人々が何故アメリカと戦った時
勝ったのか、と言うことがわかりました。

細い体に秘めている粘りは
相当なのです。

しかし、
暑い国なので生野菜を摂る量より
加熱食が多かったこと(今でも野菜は人糞を肥料にして作られているので、細菌の伝染を防ぐ為だと聞きました)、
フルーツは必ず
食後のデザートにしていること、
味付けが全て異常に塩っ辛かったこと、
タバコを吸う人、お酒を浴びる程飲む人が
多かったこと、
病気の時に肉や乳製品を摂ることなどからして、
ヴェトナム人には胃がんで亡くなる人や
身長が低かったり、
骨折しても治らない程骨が弱い人が
多くいるのは、
今から思うと合点がいったヴェトナム人の
食生活でした。

ヴェトナムは一般的な食事を
している日本から見ると、
充分ヘルシーだと思いますが、
どんなに野菜を摂っていても、
肉やお菓子をさほど食べないとしても、
病気で早く死んでいく人々が多いことから
決してヘルシーだとは言えないと思います。

やはり
生食と食べ合わせはもっともっと
ヘルシーだと言えるかも知れません。


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posted by Ringosta at 02:47| Comment(8) | TrackBack(0) | 世界の食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

ドラゴンフルーツの思い出

昨日ヴェトナム赴任時代の友人の
誕生日プレゼントを買いに
近くのモールに行ったら、
フルーツ売り場に
ドラゴンフルーツ
見つけました。

大阪ではなかなか
ドラゴンフルーツって
見ないんですよ!
しかも、残りあと、1つ!!!
慌ててぐわしっ!っと掴んで
大切に胸に抱いたまま、
レジを通り
笑顔で家路に着きました。

私がドラゴンフルーツに出逢ったのは
去年の今頃、
ヴェトナムで、
でした。

月給日本円で約¥35000だった
ヴェトナムでの赴任生活は
本当にキツく、
現地のヴェトナム人でさえ驚く程
安い月給で
しかも、外国人だとボッタクられる上、
値段交渉も通用しない
商売っ気のない街だったので
ヴェトナム人以上に相当締めて
やりくりしなければ
なりませんでした。

朝6時に起きて出勤、
夜20時半までの激務の毎日で、
自炊する気力も体力も
残っていませんでした。

だから当然外食・・・と行きたいのだけど、
お金がなくて行けなくて
食事は1日1回
そこら辺の屋台で食べるのが精一杯でした。
(1食¥150位)
何も食べれない日も沢山ありました。

それで、当然の如く
栄養失調になった訳ですが、
何度か意識が遠のいて倒れたことがあり、
寝込んでしまった時もありました。

そんな時、
職場の同僚がお見舞いに
ドラゴンフルーツ
持って来てくれたんです。

もうお腹が減っていない状態が
長く続いて、
空腹感も感じず
普通の食事を例え出されても
胃腸がびっくりして
受け付けない状態だったと思います。

ドラゴンフルーツ、
私はそれまでタイでもインドでも
インドネシアでも
見たことがありませんでした

私の大好きな色である
ショッキングピンクの色を湛えた
不思議なフルーツ。
自然から採れるフルーツの色だなんて、
信じられない位、美しい!

天国にありそうなフルーツ!

それだけで、私は少し
食べてみたくなり、
同僚に食べたいと言うと
皮を手で無造作にむいてくれました。

外はあんなにショッキングピンクなのに、
中は意外と拍子抜けするような
白い果実でした。
良く見ると黒い種がビッシリ入っていました。

口に含むとジュワッと
果汁が口いっぱいに広がります。
味は外見のショッキングピンクからは
想像出来ない程淡白な味でこれまた拍子抜け。

でも暑かったヴェトナムで
A/Cも節電の為ずっと付けないでいた
私の失った汗を補ってくれるかのように
そしてまた、
これまで何も食べれない程
極貧で、異国で倒れるまでギリギリに頑張った
私を包み込んで
慰めてくれるような、優しい味でした。
種はプチプチ、キウイのような食感。

少しでお腹がいっぱいになりました。

それから少し食欲が出て、
お腹が減れば
残りのドラゴン・フルーツを
食べて・・・を1日中繰り返しました。
2個位食べたでしょうか。

すると、翌日の便通が半端なかったです!
今までそんなに食べていなかったし
食べた時は超便秘症の私のこと、
下剤もかけて出していたはずだったのに、
5回も自然に便通があったんです!

体はエネルギーに満ちて元気になるのに
数回に亘る便通でお腹はスッキリ!

しかもドラゴンフルーツは
ヴェトナムでは2キロ¥150位!
2キロなら4〜5個は買えます。

おぉ!これなら食事の代わりになるぞ♪
と思って、それからはドラゴンフルーツを
食事にしていました。

今思うと知らずに
ナチュハイ実践してた訳です。

体が本当にもうダメだって時に
自然と自分が選んでいたのは
フルーツだけ
だったのです。


ちなみにドラゴンフルーツの栄養価

食物繊維カロチンカルシウム
ビタミンB1ビタミンB2ビタミンB3ビタミンC
ミネラルポリフェノールカリウム
マグネシウム葉酸ベタシアニンなど。

とても栄養豊富なフルーツだったのですね〜!

あの、辛い時期に私を心身
救ってくれた食べ物として
それ以来、私にとって
ドラゴンフルーツは
フルーツの中でも
別格扱いになっています。

昨日ヴェトナム時代の友達の
誕生日プレゼントを買いに行って、
ヴェトナムで私を救ってくれた
ドラゴンフルーツに出逢えたなんて、
もう感激!でした。

昨日ゲットしたドラゴンフルーツは
沖縄県産で、
ヴェトナムのより
小ぶりで、鮮度も悪く、
中は赤い果肉で
1個¥680もしましたが
私にとっては天の恵み

あの時の感謝を忘れずに、
ありがた〜く頂きます★
dragon fruit in heaven.20090813.jpg

将来自分の家が持てたら(現在借家)、
ドラゴンフルーツを庭に真っ先に植える予定です!



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posted by Ringosta at 02:54| Comment(7) | TrackBack(0) | 世界の食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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